心理カウンセリングのご案内

カウンセリングとは、日常生活の中で生じるさまざまな心の負担についてカウンセラーと話し合い、気持ちが楽になっていくことや、問題解決に向かっていくことを目指すための方法のひとつです。

医師の診察では、どうしても話せる時間が限られてしまいます。「もう少しゆっくり自分のペースで話したい」「時間をかけてこころの整理をしたい」「そもそも、困りごとをどう話したらよいかわからない」といった方は、ぜひカウンセリングをご活用ください。

薬物療法への不安から、服薬ではなくカウンセリングでの治療を希望される方もいらっしゃいます。心理的な負担によって乱れた体のコンディションを整えるためには、どうしても服薬が必須となるケースもありますが、そうした場合でも服薬は最小限にとどめ、カウンセリングを活用して治療していくことができます。

なお、カウンセリングを導入するには、「治療のためにカウンセリングが効果的であるか」を医師が判断する必要があります。実施可能となった方は、診察と並行してカウンセリングを受けることができます。

こんなお悩みはありませんか?

  • 職場や家庭、あるいは学校で困りごとがある
  • じっくり話を聴いてもらえる場がほしい
  • 気分や体調に波があり、コントロールできない
  • どうしてもイライラしてしまう
  • 気持ちが休まる場や時間がない
  • お薬での治療だけに頼るのは不安
  • 自分は発達障害かもしれない(発達障害であることを周りから指摘された)
  • 家族から心療内科受診を勧められた
  • 家族のことで相談したい(どうしたらよいか聞きたい)
  • 何と言ったらよいかわからないが負担、不安感はある

当院では、臨床心理士および公認心理師が常時3-4室のカウンセリングルームにて治療面接を行っております。ゆったりした部屋でカウンセラーと話しながら、気持ちの整理をしたり、ご自身の内面を見つめたりする作業を行うことができます。

カウンセリングQ&A

実際にはどんなことをするの?

まず、カウンセリングによって何を解決したいか、目標を決めます。カウンセラーはお話をじっくりと聴きながら、問題を明確化し、自己理解が深まるように促す関わりをしていきます。アドバイスをする場合もありますが、それが中心ではありません。ご自身が問題解決していけるように援助をしていきます。お子様の場合には、玩具での遊びを通じて自己表出しセラピストと交流していくプレイセラピー(遊戯療法)も取り入れています。

どんな症状に効くの?

うつ病、不安障害、対人恐怖症など、さまざまな症状の方に適用されます。ただし、同じ診断名であっても、人によっても時期によっても病状が違いますので、お薬の治療を中心に行なう方が良い場合もあります。カウンセリングは自分を見つめなおす作業なので、心のエネルギーがとても少ない状態で行なっては逆効果になることがあるからです。もし、カウンセリングを受けてみたいと思ったら、まずは診察にて医師へご相談ください。

カウンセリングは長く続けないと効果が出ないの?

2週に1回など頻度を決めて、継続して行なうのが基本です。1回のカウンセリングでも、誰にも言えない本音を話してすっとしたり、ずっと背負っていた重荷をおろして気分が軽くなったり、生活を楽にするヒントを得たり、という効果はあります。また、カウンセリングを受け始めたという安心感から、数回の面接で少し良くなったと感じることも多くあるでしょう。しかし、問題をきちんと解決し心の安定を回復するには、病状や解決したい目標によってさまざまですが、数か月など、ある程度まとまった期間が必要となることがあります。

認知行動療法について

認知療法・認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知とは、ものの受け取り方や考え方という意味です。人は誰しも、ものの受け取り方や考え方に癖や偏りがあるものです。認知行動療法では、この癖や偏りに気づき、視点を増やし、より柔軟に対応できるようにしていくことを目指します。当院では、個人および集団で認知行動療法を実施しています。ご希望のある方は、診察の際に医師へご相談ください。

カウンセリングを希望される方へ

まずは医師の診察にて、カウンセリングを希望する旨をおっしゃってください。継続したカウンセリングを受けたい場合は、担当するカウンセラーから後日連絡させていただきます。ただし、現在大変多くのカウンセリング希望をいただいておりますので、連絡までにしばらくお時間をいただくことがございます。なにとぞご理解いただけますと幸いです。また、基本的に担当するカウンセラーは1人です。カウンセリングの度に話す人が変わる、といったことはございませんので、ご安心ください。